パネルディスカッション3

7月14日(土) 8:30-9:45
A会場 ロイトンホールBCD

「透析室における足病重症化予防」

司 会  松井  傑(桑園中央病院 救肢・創傷治療センター)
     佐藤 勝彦(札幌ハートセンター 札幌心臓血管クリニック)

PD3-1 飯田  修(関西ろうさい病院 循環器内科)
PD3-2 水上 浩行(寿泉堂綜合病院)
PD3-3 伊藤 直樹(桑園中央病院 透析室)
PD3-4 森田 年哉(大分岡病院 リハビリテーション課)
PD3-5 吉野栄理子(桑園中央病院 リハビリテーション科)
PD3-6 佐竹 享子(桑園中央病院 WOC)

【趣旨】
透析室で診る足病(創傷)は、殆どが神戸分類TypeⅡあるいはTypeⅣで、治療は困難であり、また経過が長くなる事が多い。背景に心血管毒としてのUremic toxin=サイトカインによる血管障害がある事が原因である。治療方針を誤ると大切断のみならず致命的となり、型の如くの診察、治療では済まされない現実に直面していると言えよう。重症化予防には#1血管障害を予防するための透析技術、#2病態をよく理解したフットケア、#3透析、フットケアと連携を組んだ歩行を守るリハビリー(適切な装具作成も含め)が求められている。ランクアップされた救肢戦略へ進むために、さらなる研鑽を必要とされる時期が到来している。一歩進んだ重症化予防のために学際的な討論をしたい。

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