足病学教育セッション1

7月14日(土) 8:30-9:40
D会場 リージェントホール

「足の解剖とバイオメカニクス」

司 会  田中 康仁(奈良県立医科大学 整形外科)
     早稲田明生(荻窪病院 リハビリテーション科)

PE1-1 野澤 大輔(筑波大学 整形外科)
PE1-2 門野 邦彦(南奈良総合医療センター)
PE1-3 塩之谷 香(塩之谷整形外科)
PE1-4 菊池 恭太(下北沢病院 足病総合センター)

【趣旨】
足は地面と接する唯一の臓器であり、どんな地表面に対しても柔軟に足底を適合させ、直立二足歩行を可能とするような自由度の高い構造をしている。また、歩行に際しては大きな荷重が足にかかるため、それに耐えるだけの強度と、ワインドラス機構により荷重のエネルギーをうまく蓄えて、前方への推進力に換える働きがある。
フットケアを実践したり、手術を行ったりする場合、その解剖とバイオメカニクスの知識は必須である。距骨は足アーチ構造の要石として、荷重を踵部と前足部に分散させ、また歩行周期のheel strikeからtoe offの間に、スムーズに力の伝達が行われる仕組みが存在する。本セッションでは後足部(足関節・距骨下関節)、中・前足部(ショパール関節~MTP関節)、足趾・爪の部位に分けてその解剖とバイオメカニクスを詳解いただき、これとは別に総合的な観点から歩行という動作を独立させ、それぞれのエキスパートの先生からご講演をいただく。

<< 前のページに戻る